ご縁珠(ごえんだま)ってなに?双子真珠の中から選ばれた真珠
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双子真珠ってなに?
あなたは双子の真珠を知っていますか?
真珠と言われたら丸くコロンとしたひと粒のものを想像すると思います。
ころんと丸くて独特な照りがあるのが真珠。それが一般的です。
けれど、まれに何かの拍子に偶然くっついてしまい双子として生まれる真珠があります。それを双子真珠と呼びます。
私がはじめて双子真珠に出会ったとき、2つの真珠が仲良くくっついた姿がなんとも可愛らしくて、この可愛らしさをそのまま活かしたジュエリーを作りたいと思いました 。
その双子のベビーパールとの出会いからデザイン、制作まで。そのストーリーをご紹介します。
双子真珠との出会い
いつもアコヤ真珠を仕入れさせて頂いている養殖業の方の所へ伺ったある日、はじめてベビーサイズの双子真珠と出会いました。
他の作品に使うためのアコヤ真珠を仕入れにいったのですが、話をする中で「そうだ、こんなのがあるよ」とケースにぎっしりと入ったベビーパールを見せて下さったのです。
それをを見た時、最初は普通のベビーパールがいっぱい入っている様にしか見えなかったのですが、ケースを開けて見ると雪だるまのようにくっついている双子の真珠がコロコロコロと転がり出てきました。
そのかわいい姿に見惚れている私に、双子真珠の物語を話してくれました。
職人さんから伝えられた双子真珠のストーリー
真珠の養殖では、一つのアコヤ貝に複数個の核をいれて育てられます。例えば2つの核を入れたら、2つの真珠ができるのです。でも、中には長い時間海の中で育てている間に何かの拍子にくっついてしまう真珠があるのだそうです。
「できればくっつかずに一粒づつ育ってくれたら良いのだけれど、生き物が創るものだからそうもいかないね。
逆にいっぱい作ろうと思ったって意図的にくっつける事もできないから、双子真珠はご縁が作るものなんだ。」
この双子真珠誕生物語をジュエリーデザインに
くっつかない様にとか、意図的にくっつけようとか人間の意思でコントロールできない双子真珠の誕生。
ご縁がつながった時だけできる双子真珠。
この物語をもとに、専用のデザインを考えました。
デザインのテーマは「ご縁を結ぶ」にしました。その象徴としてモチーフはリボンになりました。
リボンの中心に双子真珠をちょこんとセットされています。リボンのデザインは甘すぎず、大人が日常的に楽しめる様、シンプルかつエレガントにしています。
双子真珠のかわいらしさと、大人の上品さを兼ね備えたデザインを心がけました。大人かわいい双子真珠ジュエリーの出来上がりです。
双子真珠が偶然くっついて生まれることから、偶然の出会いと絆を象徴だと思いました。リボンの結び目は、その絆を強く結びつける意味を込めており、付けるたびに特別なつながりを感じさせてくれる特別な存在になってくれることでしょう。
このデザインは、シンプルながらも洗練された美しさがあるので、どんなスタイルにもマッチします。
さらに使っている双子真珠は、特別なジュエリーとして一粒一粒が厳選された双子真珠を使用しています。品質の高い真珠のみを使用し、その美しい輝きとともにリボンのデザインが引き立てられています。
真珠の両脇で輝くダイヤモンドもきちんと輝く品質のものを使っています。小さくてもキラッと輝く名脇役なのです。
ご縁を結ぶリボンと、品質の良い双子真珠とダイヤモンドをつかって大人のシンプルで上品なジュエリーができました。
特別な存在だから名前をつけました
アコヤ貝という生きるものが創り出す真珠は、他の宝石とは違って意思を持っていて、縁ある真珠同士が惹かれあってくっついているのかもしれない。双子真珠を見ていて、そんなことをおもいました。
縁あって一つになった真珠。
それを「ご縁珠/ごえんだま/GOENDAMA)」と名づけました。(*商標登録済)
ご縁珠って?
私は、双子真珠の中でも以下の5点に当てはまるものだけをご縁珠と呼んでいます。
1. アコヤ真珠であること
2. ベビーサイズであること(1珠5ミリ以下)
3. 傷が少なくきれいであること
4. 十分なテリがあること
5. 二つの珠がバランス良く接合していること
以下に詳しく説明します。
1 アコヤ真珠であること
世界でつくられる真珠には大きくわけて淡水真珠、アコヤ真珠、南洋真珠の3種類があります。
この3つは母貝の種類が違い、それぞれ生まれる真珠の大きさや形、テリに異なる特徴が出ます。
中でも、ピンクやブルーなどの色が美しい光沢は、アコヤ真珠だけが持つ、他の真珠にはない大きな特徴です。
淡水真珠や、南洋真珠は単色の光沢で、アコヤ真珠と比べると、その差ははっきりとわかります。
2 ベビーサイズであること
アコヤ真珠のもっとも多いサイズは直径6〜8ミリですが、小さなものは直径2〜3ミリからあり、2〜5ミリのアコヤ真珠がベビーパールと呼ばれています。
大きなサイズの真珠でも双子真珠はありますが、大人のかわいらしさをデザインするにはベビーサイズがぴったりなのです。
3 傷が少なくきれいであること
真珠の傷とは、エクボの様なへこみ、逆に出っ張ったり変形したところ、黒っぽいシミのことを言います。
これらが全くない完璧な真珠は本当に数が少なく滅多に出来ません。ですから、完璧でなくとも、ジュエリーとして使用した時に、肉眼で見える範囲に傷が少ないものを選んでいます。
4 十分なテリがあること
真珠の品質を大きく左右するのが、このテリです。
真珠に映り込んだものがはっきりとわかるくらいテリが良いものを選んでいます。
3,の傷の有無と合わせて、総合的に判断しています。
5 2つの珠がバランスよく接合していること
双子真珠の中には2つの珠がわずかな接点でくっついていたり、逆にくっつき過ぎてバランスが悪かったりするものがあります。
ジュエリーに仕立てた時に美しく見えるかどうかには双子真珠のバランスが大きく影響します。そのため、2つの珠がバランスよく接合しているもののみ使っています。
双子真珠(ツインパール)の希少性
数が少ない2つの理由
双子真珠は普通のひとつぶの真珠と比べて数が圧倒的に少ないです。その理由は以下の2つです。
1,意図的に作ることが出来ない
ごく稀に生まれる双子真珠。
これはくっつけようと意図して作ることは出来ません。
逆に、くっつかない様にコントロールする事も出来ないので、
まさに母貝と海という自然の作り出す奇跡の真珠なのです。
2,品質がバラバラ
稀に生まれた双子真珠ですが、大きさや傷の有無・テリの良し悪しなど、品質に差があるのは、一般的な一粒の真珠と変わりません。
2つのくっつき方が不完全で離れてしまいそうなものや、
傷が多くて見栄えの悪いもの、
テリが良くなく曇ってみえるものなど、
品質チェックで選別していくと、
ジュエリーとして使える品質のものはさらに限られてきます。
この二つの理由から、ジュエリーに使える双子真珠はとても少ないのです。
さらにベビーサイズとなると、、
さまざまな大きさの真珠がありますが、ベビーサイズとよばれる直径5ミリ以下のサイズはそれ以上の大きさのものと比べて数が少ないです。
母貝に小さい核を沢山いれなくてはいけない手間など、数が少ない事情があるのです。
そのため、ベビーサイズの双子真珠となるとさらに数が少なくなります。
リングを付ける指には意味があります。
リングは付ける指ごとに意味があると言われています。
どの指に付けるか悩んでいたなら、
巡り会いたいご縁にぴったりな指にはめるのはいかがですか?
左手
・小指
愛を見守ってくれます。素晴らしい出会いを求めている人、恋人との仲を大切にしたい人に。
・薬指
愛の進展を助けてくれます。恋人との絆をより深くしたい人に。婚約指輪はこの指に。
・中指
周囲の人と心が通じ、スムーズに気持ちが分かり合えます。
・人差し指
何か新しいことを始めようと思っている人にぴったりです。
・親指
自分の信念を貫き通したい人に。目標に向かって着実に進めるよう支援してくれます。
右手
・小指
表現力が豊かになり、さりげなく自分の魅力をアピールできます。
・薬指
日常を穏やかな気持ちで過ごしたい人に。
・中指
理性的に物事を進めたい人に。お守りとして。
・人差し指
仕事や勉強を捗らせたい人に。ひらめきを行動に移せると言われています。
・親指
困難を乗り越える力があります。自信を持って前進できます。
リングのサイズがわからなかったら?
注文したいけれど、リングのサイズがわからない。
そんな時でも心配はいりません。
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リングサイズに関してご注意いただきたい点がひとつあります。
それは、サイズ表記が日本のサイズではなくアメリカンサイズだということです。
上記のリングサイズゲージも、サイト内の表記も全てアメリカンサイズに統一してあります。
ですのでご注文の際は下記日本&USAリングサイズ対応表をご確認ください。
https://tomokomaeda.com/pages/world_ringsize
リング素材について
・国内産ベビーサイズアコヤ双子真珠(ご縁珠/ごえんだま)
・天然ダイヤモンド2石(およそ0.02ct)
・地金は10金かスターリングシルバーの2種類から、色はイエロー、ピンク、ホワイトの3色から選べます。
納期について
できるだけ完成品を在庫してすぐお届けできる様に心がけていますが、ご希望のサイズが売り切れの時もあります。その場合はご注文後1週間お時間をいただきます。もしお急ぎの場合は、できるだけご希望に添える様にしますので、ご注文前にLINEでご相談下さい。